音楽スクール(ドラム教室)で成功!生活苦を克服

―保坂徹さんの場合

 保坂さんは、裕福な家に生まれ育ちましたが、子供の頃から何をやっても上手くいくことがなく、挫折と失望の連続でした。
 中学時代は学校に馴染めずに不登校となり、高校も中退しました。その後、唯一、打ち込むことのできたドラムの道でプロを目指したのですが、その夢も叶うことなく、父親と始めたライブハウスの事業もバブルの崩壊とともにブームが去って、失敗してしまいました。
 さらに、三十歳を過ぎた頃からは、パニック障害という心の病にかかって、激しい動悸や息切れ、吐き気に苦しむようになったのです。
 病は日に日に悪化し、いつ起きるか予想のできない発作への恐怖から、全く外出もできなくなって、十年間連れ添った妻からも離縁されてしまいました。
 それ以来、引きこもりになってしまった保坂さんでしたが、平成十二年の暮れ、親戚の熱心な勧めによって、この仏法に入信することができたのです。
 そして、入信して一週間ほどした頃から、大きな手応えを感じるようになりました。
 というのも保坂さんは、服用していた薬の副作用で、常に口が乾き、眠気や便秘に悩まされていたのですが、そうした症状が悉く軽減され、逆に薬が良く効くようになって、体調が回復してきたのです。半年後には外出もできるようになりました。

  こうして、徐々に体調を取り戻した保坂さんは、入信二年目に、友人の経営するドラム教室で働くようになりました。
 そこで三年間働いた後の平成十六年十二月、今度は、かつてライブハウスとして使っていた自宅ビルの地下を利用して、自ら、初心者向けのドラム教室を開くことを決意したのです。
 といっても、無名の人間が教室を開いて、新たに生徒を集めるのは至難のワザです。
 そこで、前の職場での経験から、生徒を集めるには、雑誌広告などよりもインターネットの方が断然、効果があることを知っていた保坂さんは、まず、ホームページ作りに取りかかりました。
 そして翌平成十七年二月末にホームページを公開したところ、少しずつ生徒が増えてきました。
 さらに、教室を開いて二年半が経過した時のこと、動画サイトに投稿したドラム奏法の動画が、「オススメ動画」に選ばれてしまったのです。その結果、保坂さんの投稿した動画は、一週間で七万回以上も再生され、さらに、その後も再生され続けて、二百五十万回を越えるまでになりました。
 これは、大変な宣伝効果をもたらしました。瞬く間に生徒数は四百八十人を越え、収入も格段に増えたのです。

 ※動画準備中

ドラム教室は現在も盛況で、保坂さんは、本当に充実した毎日を送っています。